動体視力に漢方薬の裏技なんです
動体視力をやられると、様々な不定愁訴が現れますが、西洋医学では原因が明確にならない以上、完璧な治療法がないというのが現実のようです。
かと言って、東洋医学なら、確実に動体視力のバランスを整えられるのかと言うと、これもまた残念ながらノーでしょう。
従って、更年期障害などに悩む女性にはいいのかも知れませんが、男性には効かない可能性もありますね。
空気が綺麗でストレスなんて殆どなかった大昔には、動体視力失調症などという病気も存在しなかったはずです。
ですから、動体視力のように直接触れない部位の不具合を調整するのは案外難しいのです。
それに対し、東洋医学は、そこに続く気の流れを正常にする事で様々な部位の様々な不具合を改善して行きます。
そこで、按摩や鍼灸といった治療や漢方薬が思いの他効果を発揮する事も珍しくないようです。
それこそ富みに物を言わせ、動体視力を調整する高価な漢方薬を服用していたのかも知れませんね。
動体視力の乱れによる様々な心身の不具合は、正しく現代病の代表格と言えるでしょう。
その証拠に、こうした神経系の不定愁訴が一つの病気として診断されるようになったのは、戦後の事。
当然、東洋医学だって、時代の流れに合わせて発展して来たはずでしょうから、その過程でそういう漢方が登場して来たのかも知れません。
が、しかし、王朝時代の中国では、上流階級の人々は常に心身ともに苛酷な状況にあり、動体視力をフル活用していたと思われます。
実際、漢方の服用で動体視力失調症を克服したという人も多いようですよ。
このように、動体視力系の疾患は、非常に個人差が大きいため、効果を発揮する漢方薬も随分違って来ます。
そして、今も昔も動体視力のバランスを整える漢方薬は大人気という訳ですね。
動体視力系によく効く漢方薬としては、「加味逍遥散(かみしょうようさん)」が比較的有名かと想われます。
けれど、この、加味逍遥散はホルモンバランスの乱れを整える事で動体視力を調整して行く漢方薬のようです。
皆さんもよくご存じの通り、西洋医学では、目の病気は目を、手足の病気や怪我は手足を、そして、内臓疾患は内臓を弄る事で治療します。
いつの時代も競争社会を生き抜く人たちは大勢いて、ストレスを溜め込んでいるという事なのでしょうか。
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