就業不能保険の素晴らしさとは

改正後の就業不能保険については、そうしたことをよく考慮し、別の保険の方が得だったということがないようにする必要があります。
生命保険や医療保険などの見直しや加入を考えている人にとっては、就業不能保険の新設は大きな意味があります。

就業不能保険は、新しくできたもので、直接関係してくるのは、平成24年1月1日以後に支払った保険契約になります。
そして、就業不能保険の適用は、所得税は平成24年分から、住民税は平成25年分からとなるからです。
しかし、特に保険の見直しや加入を考えている場合は、就業不能保険を無視することはできません。
法改正によって新設されたのが就業不能保険であり、死亡保障と介護、医療保障をかねた組込型保険もあります。
平成24年末の年末調整や翌年の平成25年に行う確定申告に関与するので、就業不能保険はまだ実感がありません。
今回の改正は、就業不能保険を作ることで、生命保険料控除の限度額を下げる代わりに、適用対象を広げました。
平成23年から平成24年にかけては、保険料が安く、保障が充実していて、就業不能保険も変わってきます。

就業不能保険は、一般生命保険料控除と個人年金保険料控除とは別枠扱いになりました。
就業不能保険と合わせた3つの保険料控除の合計が、所得税で最高12万円となったのです。
それは、生命保険料控除の改正での就業不能保険が適用される契約は、平成24年1月1日以後にした保険契約が対象となるからです。