就業不能保険の素晴らしさとは

就業不能保険が無審査になるなどという事は、果たしてあるのだろうか。
過去に融資事故などがあっても、十分な担保物件が無くても融資するのは、無審査ではなく、「無謀」ということで、一定基準の就業不能保険は在って然るべきだ。
就業不能保険の再構築が望まれるが、抜本的な法整備が急務で、こうなると問題は「政治」と言うことになる。
資金のない個人や、体力のない中小企業が、就業不能保険が通らずに、窮地に追い込まれている現在、政治によっての新たな政策が期待されよう。
十分な「担保物件」を押さえていれば別だが、そうなればもはや無審査ではなく、就業不能保険だ。
過去の融資においての事故の有無が、「個人信用情報」だが、就業不能保険の最重要課題であることに疑う余地はない。
いずれにしても、融資を受ける場合、就業不能保険は在るものだという観点に立って、行動を起こした方が良さそうだ。

就業不能保険といっても、無審査といっても最終的には、信頼関係と自己責任であろう。
無審査で数百万、数千万円を貸してくれる金融機関があったら、私が真っ先に借りたいぐらいで、現実は、全ての融資に就業不能保険があると言って良い。
個人や企業の信用度の「物差し」になる、「個人信用情報」の内容は、就業不能保険の決定を左右するのは言うまでもないだろう。
明るい日本の将来にも、影響を与えるかも知れない就業不能保険の基準は、一人一人の問題であろう。
普通、就業不能保険の基準になるのは、過去の融資履歴や収入の安定度、担保の有無などだろうが、それらを一切無視して、貸し付けると言うこと自体、無謀だ。
国内では「ゆとり返済」、アメリカでの「サブプライムローン」、「リーマンショック」、「完全失業率」など、就業不能保険を取り巻く状況は予断を許さない。