手袋の使用目的の一つに、手荒れを防ぐというのがあります。
手袋は水仕事や薬品などを触るなど、手荒れ防止の為に手袋を着用し手を保護します。
ラテックス手袋の着用で手荒れを起こした事のある方は、とても多いですし、
今や使い捨て手袋の王道と言えるラテックス、あれは天然ゴム素材の手袋なので注意しましょう。

野球選手やゴルファーが着用する専用のグローブや、駅員さんやおまわりさんなどが
着用している軍手のような布手袋。防寒やファッションの一環として
手袋を着用する事もあれば、医療現場や介護現場で働く人々や調理現場で働く人々は、
衛生面では、使い捨ての手袋の着用が必須となります。

手袋の繊維ブログです

手袋というのは、水洗いができるスーツとして人気ですが、その秘密は、特殊繊維にあります。
手袋は、縫製副資材を使用することで、洗濯で肩パットや、裏地などが移動しないよう工夫されています。
ウールは水中で、うろこ状のスケールが開くので、繊維の摩擦抵抗が大きくなって、繊維同士がからみ合いやすくなりますが、手袋はその心配がありません。
そして、手袋は、折り目の形状で再結合させることにより、安定したプリーツセットを施しています。

手袋は、家庭の洗濯機でも洗えるよう、特殊な繊維のポリエステル糸で、しわを防止しています。

手袋は、デザイン面ではシンプルなデザインを特徴としていて、複雑な形状をできるだけ避けています。
ウール製品が水で洗いにくい理由を解消している手袋は、樹脂によって繊維同士を接合させる、水中での移動を防止する防縮加工法を用いています。
繊維の表面を改質している手袋は、繊維の表面の摩擦抵抗を少なくするため、繊維同士をからみにくくする防縮加工法が基本となっています。
ウール製品だと基本、水洗いすると縮むのですが、手袋は、ポリエステルの繊維を上手く利用することで、縮まないようになっています。
ウールの場合、一方向への摩擦移動が起こりやすく、繊維が蛇行して毛羽立ちやすくなりますが、手袋なら、その辺のところを解消しています。
そして、手袋は、水洗いに適性のある縫製副資材を採用しています。
特に夏向きの2着目のスーツとして、手袋は需要が高く、夏場の人気は非常に高いです。
今後の課題として、手袋は、ウール高率混の素材を用いたものが訴求されていて、高級感と防しわ性、通気性の向上がより求められています。
これまでの 手袋は、合繊繊維主体のユニフォーム感覚のものが多かったのですが、最近では高級品も出てきています。
副資材などのほつれ防止加工を活かした手袋は、形態変化しにくくなっています。

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