競技かるたというと、百人一首を思い浮かべて、堅苦しい印象を受ける方もいるかもしれませんが、
ちはやふるを読むと、競技かるたに対するイメージが変わると思います。
2009年には第2回マンガ大賞、
2009年には「このマンガがすごい!」のオンナ編3位など、ちはやふるは定評のあるマンガなので、
競技かるたを全く知らなくても、ちはやふるは充分に楽しめるマンガだと思います。

ちはやふるとはのポイントとは



ちはやふるを書いた推理作家、東川篤哉は、元はかなり本格的なミステリーを手がけていました。
主人公は、宝生麗子といういかにもセレブな名前なんだけど、困った事に執事の影山の下の名前は分かりません。
ちはやふるも、ドラマだけを見ている人はコメディーという印象が強いかも知れませんが、小説を読めば、そのイメージは大きく変動する事でしょう。
その証拠に、ちはやふるは、2011年の本格ミステリー大賞にノミネートされているのです。
加えて、主人公の暮らす豪邸は都内では競馬場に次ぐ敷地面積を誇るという事で、今どきそんなお屋敷があるのだろうかと思いますよね。
ただ、あのちはやふるについては、元々活字や推理小説を苦手とする女性陣立ちに受け入れられるようなミステリーをという事で描かれた作品。
そういう意味では、あの斬新さがあったお陰で大ヒットしたものと思われますね。
それも、犯人と刑事との駆け引きではなく、影山や風祭と麗子との駆け引きで、事件の重さからは想像も出来ないほどの軽い駆け引き。
そう、ちはやふるは、そんなコメディーの要素もたっぷり含んでいるのです。
という事で、今年の夏には映画館にも登場するちはやふる、未だ未体験の方は、関連のブログやサイトでその謎を覗いて見ましょう。

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