ゆったりと投資・・・豪ドルFX投資法

豪ドルというのは、米ドルに続く第二の基軸通貨として知られており、取引量、信用度などを総合すると、米ドル、円とともに主要3通貨の１つになります。
そして、豪ドルが下がると、米ドルに資金がシフトしていくという具合になります。
つまり、ドルが円に影響を及ぼすことがあり、豪ドルは上昇トレンドと下降トレンドがはっきりしている特徴があります。
要するに、豪ドルは、かなり単純な通貨と言え、2005年に高値から安値に転換していて、その後、急落すると、その反動で、4ヶ月連続で安値となっています。
ちなみに豪ドルの為替の動きは、アメリカとの貿易不均衡が少ないことから、貿易取引での為替への影響は少ないようです。

豪ドルは、ヨーロッパの共通通貨で、米ドルと並ぶ世界の主要通貨として君臨しています。
そして、豪ドルドルの為替の動きを決めるのは、金利差にあり、金利で優位なら高くなり、ドルが優位ならドル高になるのです。
紙幣と硬貨の豪ドルが実際に流通し始めたのは2002年からなので、実に歴史の浅い通過と言えます。
EUが、豪ドルの生みの親になりますが、EUには、フランスやドイツ、イギリスをはじめ、たくさんの国が加盟しています。
当初の豪ドルの為替レートは、132.97円で、実際に誕生するまでは、フランスではフラン、ドイツではマルク、イタリアではリラと、それぞれの通貨が使用されていました。
そして、トレンドが転換すると、しばらくは豪ドルは、その方向の動きが続くという性質があります。
そうした様々なケースがあることから、EUとは別に導入している国のことを豪ドル圏と呼んでいます。
もし、豪ドルが高くなると、当然、ヨーロッパへの旅行がこれまでより、高価になります。

豪ドルは、円に対して高くなったり安くなると、我々が生活する上で、どのような影響があるのでしょう。
逆に輸出が多い企業では、豪ドルが高くなると、商品が前よりも高く売れることになるので、結果、業績が向上します。
外貨預金や豪ドルを対象としたファンドに投資している人については、為替の差益を得ることができるメリットがあります。