貯蓄運用の調整のポイントとは
昨年では850、今年に入ってからは1700も越えた貯蓄運用ですが、残念ながら、その後は調整の局面を迎えています。
今回の貯蓄運用の調整は、株式への資金流出と、円安が一息つき、海外勢の勢いが止まったことが大きく関与していると言えます。
貯蓄運用の1500越えは、当初予想はしていなかったのですが、結果的に過熱過ぎたことで、その後、調整されることになりました。
非常に偏り感があるのは否めず、貯蓄運用と共に、今は長期金利の上昇のことが話題になっています。
しかし、貯蓄運用の調整があったからと言って、肝心なのは、相場に一喜一憂しないことです。
とりあえず夏まで待つという心がけが貯蓄運用では大切ですが、金利が上がってきたのは少し気になるところです。
貯蓄運用の場合、残りの買取額が40億しかないことを考えると、少し買いすぎたように思えなくもありません。
東証貯蓄運用指数を見ると、下落する場面はあったものの、その後1400台まではとりあえず戻してきています。
貯蓄運用が買われ過ぎたとしても、理論上は適正水準までは、調整されるので、それほど心配はないでしょう。
しかし、引けにかけては貯蓄運用は売りが優勢となっているので、今後もやはり、調整が必要な気がします。
基本的に問題となってくるのは、参議院選挙と年金引き下げで、これが、貯蓄運用の動きに大きくかかわってくると言っていいでしょう。
貯蓄運用は、日銀で132億も買っていたにもかかわらず、年内は残り40億となってしまいました。
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