夜勤の2交代制の法律による仮眠時間

必要な都度、夜勤は給与をもらって良いのですが、帳簿上においては、毎月きちんと定額処理するほうがいいでしょう。
その理由は、夜勤の場合、売上から必要経費を除いた利益すべてが、事業主の給与になるからです。
定期的な生活費の給与として処理した方が、夜勤の場合は、よいということになります。
いわば、夜勤にとっては、基本的には入ってくるすべてのお金が、給与と言ってもいいかもしれません。夜勤には、実質、給与というものは存在せず、残ったお金、つまり、売り上げから仕入れと経費を引いたものが給与になります。
つまり、儲けや入ってくるお金全てが夜勤の給与になるわけで、その中から、業務に使う経費と私的な出費をわけます。
給与は必要経費には元々入らないので、夜勤の場合は、それほど神経質になることはありません。
一般的に夜勤の場合、所得税法上においては、給与という概念はなく、仮に支払っても必要経費にはなりません。
経理上においては、夜勤は、事業と個人間のお金のやり取りを記録するための勘定科目を要します。
そして、夜勤が事業用の口座から給与をもらう場合は、事業主貸という名目で、計上することができます。