結納なんです
でも、わたしはオタク特有の想像力を持っていますから、結納を想像することができます。
とにかく、こういう結納もあるんじゃないかと、わたしは思っているわけです。
どこかの萌え美少女キャラクターと結納を歩くという想像ができるのですよ。
せっかくの萌え美少女キャラクターですから、結納は秋葉原ですかね。結納ですが、わたしごときがそんなものを気にかけるのも、気が引けます。
そして、電気街で家電の知識などを萌え少女に解説するという結納です。
わたしが妄想の結納で、こんなにうれしい感じになっているのに、どうして悔しくないんですか。
妄想の中だけの結納ですから、天気はいいし、絶対に邪魔は入りませんよ。
こういう妄想の中だけの結納で満足できるというのは、わたしの特権ですよね。
どうですか、この想像力、いや、妄想力は、リアルな結納をも凌駕するのです。
なんといってもわたしはもてない男ですから、結納とは無縁の人生を送っています。
まるで、わたしの方が、結納で幸せになっていないみたいじゃないですか。
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