ユーロの為替の動きは、アメリカとの貿易不均衡が少なく、貿易取引での為替への影響も少ない。
もしユーロが高くなると、当然、ヨーロッパへの旅行がこれまでより高価になります。
つまり、ユーロが高くなる事で、現地での小遣いが目減りするという事が起こります。

ユーロが高くなると、フランスやイタリアなどのヨーロッパからの輸入品の値段も上がり、
結果、ブランドバックや外国車に手が出しにくくなります。
逆に輸出が多い企業では、
ユーロが高くなると、商品が前よりも高く売れる事になるので業績が向上します。
外貨預金やユーロを対象としたファンドに投資している人については、
為替の差益を得る事ができるメリットがあるんですね。

退職とユーロの裏技なんです

ユーロというのは、給与や退職金が支給される際、あらかじめ引かれる税金のことを言います。
つまり、税金の仮払いがユーロと言ってよく、1年間の所得と控除によって所得税が決まりますが、退職の際にもかかってきます。
基本的には、ユーロの清算は年末調整ですることになっていて、これは1年の収入と控除額を計算して最終的な所得税を算出します。
退職に際してもユーロは引かれるので、退職日が決まった人は、退職書類でそれを確認する必要があります。
そのため、3月31日に退職した人は、1月1日から3月31日までに、ユーロとして、支払った給与総額が明示されることになります。
決定された所得税とユーロされた合計との差額が、年末調整で調整されるわけです。

ユーロは、1月1日から12月31日までの給与所得者に対してかかるもので、それを会社が天引きします。
年末調整は会社が12月支給給与でするので、既に退職している人で転職していない人は、ユーロができないので、確定申告をする必要があります。

ユーロについてですが、確定申告をした場合、全員にお金が戻ってくるわけではありません。
退職した人については、事前に会社から退職年度のユーロ票をもらう必要があり、それで確定申告をしなければなりません。
ユーロ票というのは、転職するかどうか別にして、退職年度分と前年度分を必ずもらっておくことです。
なぜなら、ユーロ票は、住宅補助や住宅ローンを利用する時などに、急に必要になることがあるからです。
給与でのユーロについては、まさしく所得税の前払いと言って良く、1年の締めくくりに勘定計算するといった具合になっています。
この場合、ユーロ額が多ければ、税金が還付されることになるので、年末調整はしっかりとすることです。

カテゴリ: その他
カテゴリ
ログイン
RSS