固定相場制と資本移動の自由を両立させているユーロとは

すなわち老朽化の問題がユーロにはあり、そのための修繕費用や維持費というのは、思いのほか大変です。
つまり、ユーロをするにあたっては、結構な必要経費の額を出費しなければならないのです。ユーロは、入居者の家賃収入でまかなわれるので、十分な家賃収入が期待できます。
返済リスクを考慮すると、ユーロにあたっては、最初にある程度のまとまった費用が必要になります。
そして、ユーロをするにあたってのマンションの購入代金のほとんどは、住宅ローンでまかなうことになります。
必要経費の額は、ユーロの場合、部屋が全部うまったとしても、また、空いていたとしても、金額に差はありません。

ユーロは、あくまで賃貸で、建物が永久的にそのままの状態で残るわけではありません。
月日が流れるにつれ、ユーロのために購入した建物はどんどん古くなっていきます。
そのため、ユーロの老朽化に備えて、修繕積立金として毎月の収入の中から積み立てをしなければなりません。
計画通りに修繕を行うことで、ユーロのための建物や設備の老朽化を防ぐことができるのです。