固定相場制と資本移動の自由を両立させているユーロとは

ユーロに参加すると、その参加国同士での経済活動が盛んになると考えられています。
これがユーロによって関税が撤廃されれば、日本の高品質な製品が外国製の安価な製品と価格面で対等に勝負できるようになるのです。
ある程度はその予想通りの結果になると言われていますが、もちろん現実にユーロが始まってみない事には詳しいことは分かりません。

ユーロの効果で関税がなくなれば、今までとは比べ物にならない速度で製品や食品が国境を飛び交います。
読んで字の如しの話で、貿易の際にかかる関税をユーロ参加国間では撤廃しようという話です。
これによって得られるメリットはかなり大きく、現にユーロ交渉参加を推進する方は関税撤廃に魅力を感じているでしょう。
世界的に、ユーロに交渉参加した時点で棄権する事が出来なくなると言われています。
それなら試しに参加してみれば良いのでは、と考えたくなるところですがユーロの性質上それは難しいでしょう。
よって、消費者は今まで以上に安価な買い物を楽しむ事が出来るようになるでしょう。
逆に、海外から入ってくる製品に関してもユーロによって関税がなくなります。
もちろん安くなる分は関税なので、原料費や人件費が下げられる事はありません。