ユーロの為替の動きは、アメリカとの貿易不均衡が少なく、貿易取引での為替への影響も少ない。
もしユーロが高くなると、当然、ヨーロッパへの旅行がこれまでより高価になります。
つまり、ユーロが高くなる事で、現地での小遣いが目減りするという事が起こります。

ユーロが高くなると、フランスやイタリアなどのヨーロッパからの輸入品の値段も上がり、
結果、ブランドバックや外国車に手が出しにくくなります。
逆に輸出が多い企業では、
ユーロが高くなると、商品が前よりも高く売れる事になるので業績が向上します。
外貨預金やユーロを対象としたファンドに投資している人については、
為替の差益を得る事ができるメリットがあるんですね。

ユーロと医療です


もしユーロに参加して色々な決まり事を作っていく際に、自国にとって不利な条件が盛り込まれてしまったとして途中退場出来ないのは大きな問題です。
ユーロなんて一度も聞いたことないという方は、ほんの少しだけでもニュース番組に耳を傾けてみましょう。
ユーロのような経済連携協定は珍しいものではなく、様々な地域で行われているので少しチェックしてみましょう。
なんて言い方をされると、人によっては安心するのかもしれません。
確かに無視出来る状況ではなく一年先どうなっているか分からないため、ユーロに対して農家が敏感になるのは当然の話です。
しかし、問題は農家だけの事ではなく様々な分野に及びます。
とりわけ懸念されているのが既存の医療制度の崩壊で、ユーロ参加によって現実味を帯びる可能性が指摘されています。ユーロという言葉をよく耳にしますが、それが何を意味しているのかを正しく把握しているでしょうか。
医療分野にまでユーロの延長線として市場原理主義が流れてくる事によって、今までのように誰もが気軽に病院へ行けた時代が終わると考えられるのです。

ユーロというと、何かにつけて農業や関税といった言葉が一緒になって付いてくるでしょう。
多くの国がユーロに参加して有利な経済連携協定を結んでしまうと、蚊帳の外の国は大変です。

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