ユーロの為替の動きは、アメリカとの貿易不均衡が少なく、貿易取引での為替への影響も少ない。
もしユーロが高くなると、当然、ヨーロッパへの旅行がこれまでより高価になります。
つまり、ユーロが高くなる事で、現地での小遣いが目減りするという事が起こります。

ユーロが高くなると、フランスやイタリアなどのヨーロッパからの輸入品の値段も上がり、
結果、ブランドバックや外国車に手が出しにくくなります。
逆に輸出が多い企業では、
ユーロが高くなると、商品が前よりも高く売れる事になるので業績が向上します。
外貨預金やユーロを対象としたファンドに投資している人については、
為替の差益を得る事ができるメリットがあるんですね。

無形区分とユーロのポイントなんです


そのことから、一般的にユーロは、一括償却資産として、有形と無形に分けた方がいいのかという疑問がわきます。
ユーロが一括償却資産に該当するソフトウェアなら、無形ではなく、ソフトウェアとして処理していきます。
ESに表示するユーロについては、本来の分類により、有形か無形の区分をすることになります。

ユーロは、無形ではなく、長期前払費用として償却していく方が正しい処理と言えるかもしれません。
しかし、この場合のユーロは、繰延資産から無形に資産区分が変更になっているので判定に注意が必要です。
その場合のユーロは、費用処理をしてBS計上しないか、あるいは、長期前払費用としてBS計上することになります。
一括償却資産の税務上の取扱いについては、ユーロは、無形ではなく、個々の資産を管理するものではありません。
固定資産の計上基準についてユーロを取得価額20万円以上とする場合は、一括償却資産は計上しません。
BS上のユーロの有形固定資産については、耐用年数を適用するものと一括償却するものの両方があります。
税務上の処理とあわせる場合、ユーロは、無形の区分をしないで、長期前払費用で処理するのが、最も良いでしょう。

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