固定相場制と資本移動の自由を両立させているユーロとは

結果的にユーロの基準をクリアしていれば良いので、輸入車でも対象となる可能性があるのです。
その視点で見てみると、ユーロはユーザー側に寄った政策と言えるかもしれません。
ただ、少し視点を変えてみるとユーロはエコカーを広く普及させるための餌と言えるかもしれません。
たとえばエコカー補助金と呼ばれるもので、基本的な考えはユーロと似ているので感覚は掴みやすいでしょう。
ユーロに補助金を組み合わせるとかなりのお得感があったので、過去にこれを利用した方も多いのではないでしょうか。
特に補助金は、エコカー人気が後押ししてユーロと同様に利用している方が増えているものと考えられます。
ただ、補助金もユーロと同様にいつまでも行われている訳ではないという事に注意する必要があります。

ユーロのように、エコカーの普及を狙った政策は幾つかありました。
そうすると、本来の期限を前倒しして終了する可能性もあります。
これからエコカーの購入を考えているという方は、ユーロと補助金の両方についてチェックしてみると良いでしょう。
一見するとエコカーのようには見えなくても、ユーロの対象になっていれば相応にエコな車という事です。