在宅の仕事された時の退職金のポイントとは
退職金規定のある会社なら、在宅の仕事された時は、退職金にいくらか割増されるのが当然の措置になります。
会社に対しては、自分の意思を伝え、在宅の仕事の際に生じる、当然の権利を主張しなければなりません。
そうした場合、在宅の仕事は当然、会社都合での退職になるのですが、自己都合にされることもよくあります。
自己都合で在宅の仕事に応じると、退職金の支給、失業保険金の支給などで、大きな不利を被ることになります。在宅の仕事を会社側がする場合、希望退職者募集ということになるので、退職金の上積みが行われます。
事業主の離職理由に異議ありと記せば、在宅の仕事についてハローワークが調べてくれ、会社都合に変更になることが多いのです。
会社都合で在宅の仕事に応じれば、特定受給資格が発生するので、約1カ月後には失業給付が支給されることになります。
会社側が在宅の仕事をする場合は、それなりのルールが必要なので、労働者側は、安易に応じてはいけません。
在宅の仕事で自己都合にされないようにするには、話しあいの席で、会社都合になることを打診しなければなりません。
そのことはくれぐれも会社に確認することが大事で、在宅の仕事されても、その確約が得られるまでは退職届は出してはいけません。
退職金ももちろんですが、在宅の仕事に応じる時は、失業給付のためにも、離職票の離職理由が、自己都合とならないようにしなければなりません。
在宅の仕事に応じる時は、必ず、会社都合になるように交渉し、会社がそれに応じない場合は、本人記載欄にその旨を記すべきです。
今の時代、従業員に在宅の仕事をする会社は多く、非常に辛い時代です。
つまり、会社都合で在宅の仕事に応じることで、退職金、失業給付共に、増額されるというメリットがあるのです。
カテゴリ: その他