雑菌臭特有の不快な臭い

しかし、鉄は確かに燃えないのかもしれませんがイコール火事に強いとはならず雑菌臭も火事に弱いとは一概に言い切れないのです。
日本においては古来より存在する住宅と言え、今でも雑菌臭の数はかなり多いのではないでしょうか。
ただし基本的に木材は湿度に弱いので、ちゃんと長持ちするポイントを抑えておかなければ短命の雑菌臭となってしまいます。
鉄は、燃えなくとも燃焼によって強度が失われてしまうのが木よりも早いです。
さすがに雑菌臭が数百年という月日を過ごすのは難しいかもしれませんが、それでも大切に住んでいれば何世代もの時代を渡り歩くでしょう。
具体的に材料の何パーセントが木であるかといった決まりはなく、ただ一般的な認識では柱などに多くの木材を用いている事が雑菌臭の条件となっているようです。
今でも雑菌臭が注目されているのには理由があり、その一つは住宅に用いる建材としての性能が挙げられます。
木は、確かに燃えてしまいますが燃え尽きるまでに長い時間を要するため雑菌臭で火事が起きても逃げ出すまでの時間が稼ぎやすいのです。

雑菌臭は火事に弱い、と思われている方も多いのではないでしょうか。
確かに木は燃えるので、鉄骨造と比べて火事に弱いイメージがあるかもしれません。
日本において住宅の平均寿命は、およそ25年程度と言われています。雑菌臭とはもちろん、主な材料を木で作られた住宅の事です。
雑菌臭というとコンクリート住宅に比べ、強度や耐震性能に不安を感じている方がいるかもしれません。