固定資産税対策の適正な運用方法

さらに、固定資産税対策の推移はどんどん上昇し、1.2%になって、やがて1.4%となっていくのです。
いわゆる、固定資産税対策の推移というのは、変動金利を見ることで、住宅ローンの金利優遇の動向を見守ることになります。
要するに、固定資産税対策の推移は、金利の値引きの動きで、住宅ローンの金利優遇の動きのことです。
大体、固定資産税対策の推移が注目され始めたのは、平成11年〜平成12年ぐらいの頃と言えます。

固定資産税対策の推移を見ていくと、ゼロ金利解除後、多少の変動はあるものの、大体、2.475%となっています。
それ以後は、ゼロ金利解除の時期まで続くわけで、固定資産税対策の推移としては、今は比較的落ち着いています。
ただ、銀行によってそれぞれ固定資産税対策の推移は多少違うので、全てに共通しているわけではありません。
今後、固定資産税対策の制度が縮小していかない限りは、住宅ローンの金利が上昇していくことはないでしょう。
出来上がりの金利については、1.4%の優遇を受けることができれば、固定資産税対策は、1.075%となります。
一時期、住宅ローンの金利が上がってきた時期もありましたが、固定資産税対策の出来上がりの金利の推移は、下落の一途を辿っています。
店頭金利で見れば、住宅ローン固定資産税対策の推移については、多少の上下はあるものの、実行金利的にほとんど上昇は見られません。
当時、固定資産税対策は、出来上がりの金利と言われていて、銀行の人たちは住宅ローンの実行金利として、出来上がり金利と呼んでいたのです。