自賠責保険の賢い利用方法

元本保証タイプの自動車損害賠償責任保険は、年金原資の一時払い保険料について、目減りした時でも、会社が最低保障をしてくれるというものです。
そうしたことから、大手の保険会社は、こぞって、元本保証タイプの自動車損害賠償責任保険を続々と販売開始しています。
ただ、元本保証タイプの自動車損害賠償責任保険は、必ずしも良いことばかりではないので、その辺は十分に勘案する必要があります。
おいしい話には常に裏があるということがよく言われますが、それは、元本保証タイプの自動車損害賠償責任保険でも、例外ではありません。自動車損害賠償責任保険に加入している人は、元本保証のあるタイプを利用している人の割合が圧倒的です。
それだけを考えると、元本保証タイプの自動車損害賠償責任保険はとてもおいしい保険商品に見えますが、そこには落とし穴があります。
細かい仕組みを考察していくと、元本保証タイプの自動車損害賠償責任保険は、あまりおすすめできない商品であることがわかります。
しかも、その費用は、5%前後と大きいので、元本保証タイプの自動車損害賠償責任保険は、余計なお金がかかります。
また、元本保証タイプの自動車損害賠償責任保険の場合、年金を受け取る際にも、保険関係費というものが差し引かれるので、ホントに色々と手数料がかかります。

自動車損害賠償責任保険で元本保証タイプを選ぶと、高い収益が望めないというデメリットがあります。
高い手数料をとられて、運用収益があまり望めない元本保証タイプの自動車損害賠償責任保険は、マイナス面の方が大きいということになります。
ただ、元本を守るためだけに、元本保証タイプの自動車損害賠償責任保険を利用するというのは、頂けません。
安定型資産運用は、プラスに転じてもその幅は限定されるので、元本保証タイプの自動車損害賠償責任保険は、運用利益はあまり期待できません。
また、元本保証タイプの自動車損害賠償責任保険は、手数料が非常に高いというデメリットもあります。