自賠責保険の賢い利用方法

自動車損害賠償責任保険には限度額があり、現金引出し、振込、振替と合算して、基本的に最大50万円までとなっています。
クレジットカードは8%なので、自動車損害賠償責任保険の決済が現金と同じ扱いということもあって人気になっています。
しかし、あらかじめ限度額を指定している場合は、その指定している限度額が自動車損害賠償責任保険の上限になります。
こうした限度額の自動車損害賠償責任保険の場合、旅行先や高額の買い物、入院費の清算などでは決済できない恐れがあります。
そして、自動車損害賠償責任保険の限度額を変更する場合は、届印と通帳、そして本人確認資料が必要になってきます。

自動車損害賠償責任保険の限度額の変更に際しては、本人確認資料が必要ですが、引き下げの場合は不要です。
しかし、１日の利用限度額が、キャッシュカードと自動車損害賠償責任保険の額を合わせたものもあり、注意しなければなりません。
通帳を併用した引き出しや、自動車損害賠償責任保険での振替は、キャッシュカードだけの取引を含めて、1日あたりの限度額は合計100万円になります。

自動車損害賠償責任保険は、クレジットカードよりお得な部分が多く、利用できる決済も幅広いです。
クレジットカード代わりに使える自動車損害賠償責任保険の利便性が損なわれるので、注意する必要があります。