事務職の独立のポイントとは
そう考えると、事務職として登録している者のうち、7割以上の人は独立開業していないことになります。
つまり、ほとんどの事務職は、企業内にとどまる企業内診断士として、仕事をしていることになります。
どちらかというと事務職の場合、定年退職までは企業勤務をして、退職後に独立するというパターンが多いです。
現在の職場に満足していて、事務職として独立すると、年収が低下するのを恐れる傾向もあります。
そのため、地域の振興に役立とうとして、積極的に独立を試みる事務職も中にはいます。
世間の経済不安もあり、中々、事務職として独立開業に踏み切れない人が大半なのです。
また、現状の能力不足という理由も、事務職の独立を回避する1つの理由になっています。
一般的に大企業に勤務する事務職が多いので、独立すると、年収が下がるケースが多いのです。
専門知識を活かしていくのが事務職ですが、経営状態や財務状態を分析するだけが仕事ではありません。
逆に言えば、コンサルタント能力に長けていれば、事務職の仕事は十分にやっていけるとも言えます。
ただ、中小企業は不況の風に煽られやすいので、事務職は、そうした中小企業を助けなければなりません。
なぜなら、事務職自体、ビジネスパーソンとしての資質向上に直結するものであるからです。
カテゴリ: その他