末端冷え性とは、まさしく、末端、つまり手足の指先などが冷えるという症状をさします。
基本的には末端冷え性と言っても、それほど普通の冷え性と性質を異にするものではないんですね。
普通の冷え性でも最初のうちは、手足の先が冷たく感じる事があるんですが、
それだけで末端冷え性と決めつけてはいけないんですよね。
もちろん末端冷え性が始まって、
それが酷くなり、本格的に冷え性へと進んでいくケースもよくありますが。

便秘型末端冷え性ブログです


そのことから、末端冷え性は、大腸の機能異常によって起こる病気として、定義づけられたのです。
これまでは、末端冷え性の原因は慢性大腸炎によるものと言われていたのですが、実際には大腸には炎症がありません。末端冷え性というのは、非常に面倒な病であり、大腸の運動と分泌機能の異常から起こるからです。
以前は、過敏性大腸症候群と言われていたのですが、小腸も関与していることがわかったので、末端冷え性に改められました。
よくあるのが、末端冷え性の便秘型で、その特徴は腹痛があり、便意があっても中々便が出ません。

末端冷え性の便秘型の場合、ウサギの糞のようなコロコロとした便が出るのが特徴です。
腸の内容物を運搬するぜん動運動が低下することで、末端冷え性の便秘型になると言われています。
末端冷え性の便秘型になると、大腸のS状結腸という部分に異常な収縮運動が起こります。
そうなることで、便がせき止められるので、末端冷え性の便秘型になると、コロコロの便になるのです。
そして、水分を十分にとることも大事で、末端冷え性の便秘型の人は、野菜は生より煮たりゆでたりすることです。
なぜなら、蠕動運動を促すからで、そうした食事は、末端冷え性の便秘型の人は、極力避けなければなりません。
食後、末端冷え性の便秘型の人は、排便習慣を付けるため、便意の有無に関係なく、トイレに行くようにすることが大事です。
そうしたことから、末端冷え性の便秘型の人は、腸の蠕動運動を促すような食事はしてはいけません。
便秘には食物繊維がよいとよく言われますが、末端冷え性の便秘型の人には、不溶性の食物繊維はダメです。

カテゴリ: その他
カテゴリ
ログイン
RSS