外的から体を守る免疫機能のひとつであるリンパ節は、哺乳類の免疫器官のひとつです。
これは全身から組織液を回収して、静脈に戻すリンパ管系の途中に位置するものです。
それでリンパ節は、組織内に進入し、もしくは非自己異物が血管系に入り込んで
全身に循環してしまう前に免疫応答を発動して食い止める関所のような役割をしています。

リンパ節の経験談です


しかし、厳密に言えば、リンパ節などという病気は存在しないという専門家も多いようですね。
そういう意味では、西洋医学では最も苦手とされる部分で、逆に、東洋医学では比較的得意分野と言えるようです。
何しろ、厳密に言えば自律神経という神経自体が存在しないのですから、リンパ節という病気がないのも当たり前なのかも知れません。
因みに、自律神経というのは、交感神経と副交感神経という相対する二つの神経の総称で、双方がバランス良く作用するのが正常な状態です。
とは言え、日本心身医学会では一応それなりのリンパ節の定義というのは設けているんですよ。
そのため、アメリカのDSM「精神障害の診断と統計の手引き」では心身疾患として認められていません。
因みに、こうした自律神経系の様々な疾患については、戦後の高度成長期に東邦大学の医師によって定義されたものだそうです。
これでは非常に曖昧で明確さに欠けるため、中には更年期障害のような不定愁訴が見られる症状ならなんでもかんでもリンパ節だとみなされる方もあります。
そして、リンパ節と統合失調症は全く異なるものであるという事も定められていますね。

リンパ節は、自律神経を構成している二つの神経、「交感神経」と「副交感神経」のバランスが乱れる事によって発症する疾患です。
しかし、リンパ節の原因や症状については、非常に個人差が大きく、全ての人に同じ治療法で対処出来るとは限っていません。
というのも、その明確な定義はあってないようなものだからです。
ほら、よく温泉旅行に行って、夜マッサージを頼むと、すごく気持ちいいじゃないですか。
実際、私たちの身体には、自律神経を調整する事の出来るツボが多数存在すると言われています。
これは恐らく、東洋医学というのは気の滞りを改善する事に重きをおいているため、原因が明確に区分出来なくてもいいというところにあるのでしょう。リンパ節は、最近急激に増えつつある現代病の代表格です。
つまり、アメリカにはリンパ節という病気は完全に存在しないという事です。
日本ではその時からリンパ節という名前はあったようですが、近年になって脚光を浴びるようになったと言っても過言ではないでしょうね。
その証拠に、今では関連のブログやサイトも多数あって、いくらでも情報収集出来ます。
故に、それらを参考に、正しくリンパ節について知る事が大事なのではないかと思いますね。

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