外的から体を守る免疫機能のひとつであるリンパ節は、哺乳類の免疫器官のひとつです。
これは全身から組織液を回収して、静脈に戻すリンパ管系の途中に位置するものです。
それでリンパ節は、組織内に進入し、もしくは非自己異物が血管系に入り込んで
全身に循環してしまう前に免疫応答を発動して食い止める関所のような役割をしています。

リンパ節に漢方薬の経験談です

リンパ節をやられると、様々な不定愁訴が現れますが、西洋医学では原因が明確にならない以上、完璧な治療法がないというのが現実のようです。
かと言って、東洋医学なら、確実にリンパ節のバランスを整えられるのかと言うと、これもまた残念ながらノーでしょう。
それこそ富みに物を言わせ、リンパ節を調整する高価な漢方薬を服用していたのかも知れませんね。
故に、人によってその原因も症状も大きく異なり、しかも中々明確にしにくいリンパ節系の不具合には適していると言えるようです。
なので、もし本格的に漢方を取入れたいと想われるのであれば、やはり専門家に相談し、自分にあった処方をしてもらう必要性が高いでしょう。
それに対し、東洋医学は、そこに続く気の流れを正常にする事で様々な部位の様々な不具合を改善して行きます。
が、しかし、王朝時代の中国では、上流階級の人々は常に心身ともに苛酷な状況にあり、リンパ節をフル活用していたと思われます。
そこで、按摩や鍼灸といった治療や漢方薬が思いの他効果を発揮する事も珍しくないようです。
実際、漢方の服用でリンパ節失調症を克服したという人も多いようですよ。

リンパ節の乱れによる様々な心身の不具合は、正しく現代病の代表格と言えるでしょう。
この気という概念は、東洋医学のツボとも言える部分ですが、リンパ節の乱れのような症状には大変適しているらしんですね。
その証拠に、こうした神経系の不定愁訴が一つの病気として診断されるようになったのは、戦後の事。
空気が綺麗でストレスなんて殆どなかった大昔には、リンパ節失調症などという病気も存在しなかったはずです。
となると、当然、そのバランスを乱す人も多かったはずですからね。
ただ、東洋医学の最大のメリットは、具体的な原因や症状を明確に区分しなくてもいいというところです。
いつの時代も競争社会を生き抜く人たちは大勢いて、ストレスを溜め込んでいるという事なのでしょうか。
皆さんもよくご存じの通り、西洋医学では、目の病気は目を、手足の病気や怪我は手足を、そして、内臓疾患は内臓を弄る事で治療します。
けれど、この、加味逍遥散はホルモンバランスの乱れを整える事でリンパ節を調整して行く漢方薬のようです。
ただ、その際、事前に関連のブログやサイトでリンパ節についてある程度調べて行かれるとより深い相談が出来るのではないかと私は思いますね。

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