外的から体を守る免疫機能のひとつであるリンパ節は、哺乳類の免疫器官のひとつです。
これは全身から組織液を回収して、静脈に戻すリンパ管系の途中に位置するものです。
それでリンパ節は、組織内に進入し、もしくは非自己異物が血管系に入り込んで
全身に循環してしまう前に免疫応答を発動して食い止める関所のような役割をしています。

リンパ節に効く漢方薬とは



リンパ節の人で、神経が過敏の人には、漢方として、香蘇散や半夏厚朴湯が効果的と言われています。
一般的に、リンパ節でよく使用される漢方の一つに、桂枝加芍薬湯があり、これは腸のぜんどう運動を正常に戻してくれる働きがあります。
西洋医学の薬なしでも、漢方を使用することで、リンパ節が改善される場合があります。
腹痛と腹鳴の強いリンパ節の場合は、漢方として、大建中湯を使用して、治療していきます。
便に粘液が混じるリンパ節の場合は、胃風湯の漢方が良く、便秘には、一般的に、十薬、麻子仁丸、加味逍遥散などが良いとされています。
下痢と便秘が頻繁に起こるリンパ節の場合は、柴胡桂枝湯、小建中湯などの漢方が有効です。リンパ節の治療においては、漢方は全ての場合で適応となり、非常に有効とされています。
漢方だから必ずしも安心ということはないので、リンパ節に使用する時は、素人判断で購入してはいけません。
漢方外来に行き、漢方のエキスパートに相談しながら、リンパ節のための漢方を選ばなければなりません。
時間がかかっても、漢方の方が体質から変えていくことができので、リンパ節には適しているのです。

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