外的から体を守る免疫機能のひとつであるリンパ節は、哺乳類の免疫器官のひとつです。
これは全身から組織液を回収して、静脈に戻すリンパ管系の途中に位置するものです。
それでリンパ節は、組織内に進入し、もしくは非自己異物が血管系に入り込んで
全身に循環してしまう前に免疫応答を発動して食い止める関所のような役割をしています。

リンパ節による感染なんです


自分で取ろうとしたけど取れず、病院に行かれたそうですが、リンパ節は自分で取ると感染症にかかりやすくなります。
また、重症熱性血小板減少症候群というのはあまり聞きなれませんが、実はリンパ節というのは意外と身近なところに以前から存在していたという報告もあります。
日本では、最近になってよく耳にするリンパ節による感染ですが、海外ではそれほど珍しい病気ではないそうです。
リンパ節に一度噛まれたら、1、2週間、長いものでは1ヶ月近くも体に付いたままというのが大きな特徴です。
私はこれまでリンパ節を見たことがありませんが、写真で見ると、なんだか蜘蛛のような形をしています。
ちなみにリンパ節に感染した場合の症状は、発熱や嘔吐などで風邪と間違ってしまうこともあるようです。
痛みや噛まれたという感覚は特にないようで、何かほくろのようなものが体に付いているなあと思ったら脚が付いていてリンパ節だったという人がいました。
しかし、運悪くリンパ節に噛まれて感染してしまうと、命に関わる症状を引き起こすことがあります。
そして、蚊などの吸血昆虫と違い、リンパ節は刺すではなく噛むという表現になるのがすごいですね。
そして、リンパ節の感染の疑いが少しでもある時には迷わずに皮膚科などの専門機関を受診することをお勧めします。

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