おせち料理というと、お正月に食べる、重箱に入った煮物や酢の物というイメージがありますよね。
ですが本来おせち料理というのは、お正月期間中にいただくメニューや献立全てを指すのだそうです。
ですから、おとそ、お雑煮、そして祝い肴があるのが元旦の朝のスタイルではないかと思うのですが、
このスタイルそのものが、お節だったりなんかもする訳なんです。

おせちのお祝いのお返しなんです


桃のおせちの場合、ちらし寿司やハマグリのお吸い物で対応しますが、端午の節句では、決まった料理はありません。
どうしても感謝の気持ちを伝えたい場合は、おせちのお返しとして、招待できなかった人に対し行います。
原則として、おせちで招待した人のお返しは、お招きすることがお礼になるので、必要ないということです。
この際のおせちのお返しの品としては、鰹節や紅白の砂糖などが良く、縁起物としてふさわしいとされています。

おせちのお祝いでは、祝い膳を囲むので、お祝いをもらった人のお返しは必要ないことになっています。
原則的に、おせちのお返しはしなくてもよいことになっていますが、その代わり、丁寧なお礼状を出して、お祝いの席に招くことです。おせちのお祝いをしてもらう場合、気になるのがお返しですが、お招きすることが返礼になるので、気にする必要はありません。
お祝いの席に招いた場合は、おせちの祝い膳を囲むことが、そのまま、お返しになります。
招待することそのものがおせちのお返しになると言う考え方で、これをすることで、特別にお返しを用意する必要はないことを意味しています。
基本的におせちにはお返しは必要ないのですが、遠方に住んでいて、お祝いに出席できない人には、やはり、お返しを贈るようにすべきです。

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