鳥インフルエンザは、若鳥に20%の感染が見出されることがあり、
水禽類の腸管で増殖します。鳥間では水中の糞を媒介として、
鳥インフルエンザが感染しますが、水禽類では感染しても宿主は発症しません。

しかし、鳥インフルエンザが怖いのは、家禽類のニワトリやウズラ、
七面鳥に感染すると高い病原性をもたらすところです。
そうした鳥インフルエンザを高病原性と呼んでいて、
今、世界的に養鶏産業の脅威となっています。

中国の鳥インフルエンザ問題のポイントなんです



鳥インフルエンザは、中国において、2006年までに、人への感染が広がり、これまで7人が感染して3人が死亡しています。

鳥インフルエンザは、中国において、2005年11月に入ってもその猛威は衰えず、遼寧省、湖北省などで家禽がH5N1型に感染しています。
中国での鳥インフルエンザの報告は多発していて、安徽省では24歳の女性が感染して、話題になりました。
中国の東北部、遼寧省においては、鳥インフルエンザで鶏が大量に死んでいる実態があり、その怖さを物語っています。鳥インフルエンザは、中国において問題提起されていて、それは家禽の飼育数が150億羽近くもあるからです。
また、その年だけで5回も家禽への鳥インフルエンザの感染が起こっていて、非常に危険な状態になりました。
中国政府は、国内初の人への感染が確認されたことで鳥インフルエンザ対策の強化に乗り出すことになります。
そうした中国の努力により、50億羽の家禽が鳥インフルエンザの免疫を持ったと発表しています。
同じ年の10月には、中国のフフホト市、安徽省天長市、湖南省湘潭県において鳥インフルエンザが発生しています。
しかし、この鳥インフルエンザに関して、父子は病死した家禽類との接触歴がなく、子の感染ルートは明確ではありません。
2007年に入ると、中国の江蘇省南京市の父子が鳥インフルエンザに感染し、子供が死亡しています。
中国衛生省は、父子と接触のあった約80人に異常がなかったことから、今回の鳥インフルエンザは、既にコントロールしたと強調しました。

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