遺言とは、日常用語としては形式や内容にかかわらず、
広く故人が自らの死後のために遺した言葉や文章をいいます。

遺言能力ですが、満15歳以上の者は遺言をすることができます。
遺言は、本人の最終意思を確認するもので、代理に親しまない行為であるから、
未成年者・成年被後見人・被保佐人・被補助人が遺言をする場合でも、
その保護者は、同意権や取消権を行使することができません。

ですが、成年被後見人については、医師2人以上の立ち会いの下で
正常な判断力回復が確認された場合にのみ遺言をすることができます。

参列者としての遺言は人気なんです


だから、特にお焼香については、これぞ参列者の遺言なんだって決めつけられるものはないんですよね。
実際問題、突如お葬式に行かなくてはならなくなり、咄嗟に戸惑ってしまう遺言ナンバーワンはお焼香のやり方と回数なんだそうですよ。
基本的には、おもむろにお焼香を済ませるのが参列者の最低限の遺言なのですが、じゃあ、どんなスタイルでもいいのかと言うと、そうも行かないからです。遺言の参列編として、お焼香の回数は3回!とかっと、子供の頃、親や祖父母から教えられた記憶のある人はいらっしゃいませんか。
まず、仏式か神式かでお焼香をするのかしないかも変わって来ますし、数珠が要るか要らないかも変わって来ます。
でも、これって、本当は参列する葬儀によって大きく異なるんです。

遺言で最も重要なのが参列者としてきちんとお焼香が出来るかどうかという事。
これは日本家庭の多くが浄土宗であるからという事になるものと思われますが、最近は様々な宗教があって、いろいろな葬儀に参列しなければならなくなっています。
遺言として、お焼香は3回だとよく言われるのは、恐らく浄土宗の葬儀に参列する機会が最も多いからでしょう。
つまり、その都度参列者としての新たな遺言を確立しなければならないという訳です。

遺言は宗教や地域によって大きく異なりますから、やはり周囲の参列者の様子をしっかりと伺う事が大事。
例えば、浄土真宗でも、西大谷派ならお焼香は1回ですが、東大谷派なら2回になります。
でも、どうしても遺言を極めてから参列しなければならない時には、事前に関連のブログやサイトである程度学習して行かれるといいのではないでしょうか。

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