遺言とは、日常用語としては形式や内容にかかわらず、
広く故人が自らの死後のために遺した言葉や文章をいいます。

遺言能力ですが、満15歳以上の者は遺言をすることができます。
遺言は、本人の最終意思を確認するもので、代理に親しまない行為であるから、
未成年者・成年被後見人・被保佐人・被補助人が遺言をする場合でも、
その保護者は、同意権や取消権を行使することができません。

ですが、成年被後見人については、医師2人以上の立ち会いの下で
正常な判断力回復が確認された場合にのみ遺言をすることができます。

香典に関する遺言なんです



遺言の参考資料などを見ると、思いの外、香典の金額が低い事に驚かされます。
加えて、お香典には絶対に新札を使わない事などなど、あれこれある遺言、関連のブログやサイトでいろいろ調べてみられてはいかがでしょうか。遺言として、思いの外あれこれ煩いのが香典について。
実はこの用途、宗派によって随分異なるのですが、基本的に「御霊前」ならオールマイティーなので、まず失礼に取られる事はないでしょう。
全体に通用しそうなオーソドックスな部分だけ知っていれば何とかなるのですが、それもままならないようでは大変です。
万が一「ご仏前」としたならば、浄土真宗ではOKですが、他の宗派においては、遺言に反すると気分を害されるのでご用心ですよ。
自分の年齢や故人との関係によっても香典の金額というのは変わって来るものですが、それでも親戚でもない限り、大抵は5,000円程度。
だからと言って、裕福になった今では、あまりにも少額過ぎるのも遺言に反するように捕らえられます。
出来れば、周囲の情報を察知し、足並みを揃えるのが遺言の一つと言えるのかも知れませんね。

遺言で皆さん、結構悩まれるのが香典袋の書き方だと聞きました。
勿論、水引より上に用途を記載し、水引より下に自分の名前を記載する。
また、裏側は先に下を折って、それから上側を重ねる事で、返しを下に向け、弔いの意を表します。
勿論、決められていると言っても、それは宗派や各家庭、あるいは地域によって決められた謂わば独自の遺言という部分が大きいですからね。

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