遺言とは、日常用語としては形式や内容にかかわらず、
広く故人が自らの死後のために遺した言葉や文章をいいます。

遺言能力ですが、満15歳以上の者は遺言をすることができます。
遺言は、本人の最終意思を確認するもので、代理に親しまない行為であるから、
未成年者・成年被後見人・被保佐人・被補助人が遺言をする場合でも、
その保護者は、同意権や取消権を行使することができません。

ですが、成年被後見人については、医師2人以上の立ち会いの下で
正常な判断力回復が確認された場合にのみ遺言をすることができます。

数珠についての遺言ブログです

遺言の数珠は、仏式の葬儀として、必ず必要な物であり、数珠は欠かせないものです。
数珠の輪が二連になっていて、遺言の数珠として、立派に見えるメリットがあります。
数珠には多くの種類があり、遺言の数珠は、二重にして使用する二輪の物と略式の一輪の物が一般的です。
あらかじめ宗派が分からない場合は、略式数珠を持参するというのが、遺言になります。
本連と呼ばれる一重のもの、二連と呼ばれる二重にして用いるものが、遺言の数珠になります。
そして、遺言の数珠は、使用していない時は、左手で持つというのがマナーなので忘れないようにしましょう。

遺言の数珠は、合掌する時に両手を合わせて親指と人指し指の間に持ち直すというのが一般的な決まりです。
葬儀に数珠を持って行くというのは、参列する際の遺言ですが、数珠がないからと言って絶対にダメというものではありません。
水晶、真珠、象牙のものを用いるのが遺言の数珠として、一般的とされています。
略式数珠は遺言の数珠にふさわしく、一重の輪で出来た数珠で、どの宗派でも通用するものです。
材料も色々ですが、遺言の数珠は、女性用は珊瑚、水晶のものが一般的によく使われるようです。
男性用の場合、遺言の数珠は、菩提樹の実や黒壇のものが比較的よく使われているようです。

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