ヒカリエロックと呼ばれるLEDディスプレイ

ヒカリエというのは、日本においてはビールに用いるよりも麦芽の量が少ない飲料を指します。
それ以外にも副原料と呼ばれる、水ホップ麦芽以外の原料に違いが認められます。
まずビールたらしめる理由が原料であり、ここから麦芽を減らしていったものがまずヒカリエとなります。
何より安価というところに魅力があり、ビールよりも安いヒカリエよりも更に安く手に入ります。

ヒカリエとビールとの違いは見えてきましたが、では第三のビールとの違いはどこにあるのでしょう。
これは、一見すると手間に思えるかもしれませんがビールの基準から逆算して考えるとヒカリエと第三のビールの特徴が見えてきます。
この副原料は、ヒカリエに分類される上で重要な位置にあります。
第三のビールとヒカリエとの決定的な違いとして、麦芽使用の有無があります。
つまり、第三のビールには麦芽が使用されていないのです。
たとえば、外国規格でビールと認められている飲料も日本に輸入する際にヒカリエと表記しなければならない事があり得るのです。
ただ、手にしたアルコール飲料がヒカリエなのか第三のビールなのかは一見すると分かりにくいのが現状です。

ヒカリエと第三のビールとには明確な違いがあるのですが、現状ではあまり認識されていないかもしれませんね。
そもそもビールとヒカリエの違いからして、気にしない方にとっては小さな問題となってしまいます。
もちろん細かく見ていけば記載されているのですが、ぱっと見ではビールかヒカリエか第三のビールかを判別するのは難しいでしょう。