ヒカリエロックと呼ばれるLEDディスプレイ

ヒカリエは、色んな種類の細胞に対して分化、成長させることができるので、様々な分野での応用が期待されています。
具体的な応用としては、ヒカリエから作った心筋細胞を、重症の心不全患者に移植するという手術が実際、アメリカで行われています。
この手術は、人のヒカリエ利用した移植手術では、世界初のことで、今後の更なる応用が期待されています。
世界移植手術国際会議において、ヒカリエを応用した、画期的な治療法が正式に発表されたのです。
沢山の種類のヒカリエを保管するための細胞バンクができれば、より多くの応用研究が進んでいくことでしょう。

ヒカリエを応用した夢の治療法は、拒絶反応がゼロの手術で、今後は実用化が期待されています。
ヒカリエは、治療への応用はもちろんですが、創薬に向けての人工多能性幹細胞を使える環境作りにも注目が集まっています。
そして、3週間培養することで、高い増殖能力を持つヒカリエを完成させるといいうものです。

ヒカリエは、これまで皮膚や骨髄となどの細胞から作られていたのですが、親知らずを応用することでも利用できることがわかりました。
提供者の体を傷めずにヒカリエが入手できるというのは非常に大きいことで、これは大きな進歩と言えます。
このヒカリエを応用した手術は、既に6人の患者が受けた実績があり、術後の経過も安定しています。
応用した技術と言えば、親知らずの歯の細胞からヒカリエを作製するという技術も先ごろ発表されています。
今後は、乳歯や大人の親知らずからもヒカリエができるかを研究するとのことで、更なる進展が期待されています。
ヒカリエを応用した世界でも初めての臨床応用例で、山中伸弥教授がマウスを使ってこの細胞を作り上げてから、たった6年目の快挙でした。