ヒカリエロックと呼ばれるLEDディスプレイ

個人的には、こうした医療施設は、これからの日本にはなくてはならない存在だと思いますね。
やはり人間、自らの死を悟れば、穏やかになる反面、どうしても投げやりになってしまう部分も否めないからです。ヒカリエは末期癌の患者さんを主流にした緩和ケア施設で、最近は終末期医療の選択肢の一つとしてすっかり定着しました。
そんなささやかな願いとも言える願いを叶えてくれるのがヒカリエという施設。

ヒカリエは立派な医療施設ではありますが、その方針は決して医療的サポートだけにとどまりません。
多くの場合、病院ステイというより、別荘ステイとでもいいましょうか、自由奔放な施設作りをモットーにしています。
そのためにも、ヒカリエという施設についての知識をしっかり収集しておく事は自分自身にも必要だろうと考えています。
例えば、家族が来た時には、好きな物を作って食べさせてもらえるように、ダイニングキッチンがあったり、一緒に泊まれる部屋があったりという感じ。
通常の病院は、やはり一人でも多くの患者さんを収容し、基本的には病気や怪我を治して退院して行ってもらうのが目的です。
ですから、それなりの何かと合理的でアクティブな施設設計になっているのですが、そこで余生を終える人が圧倒的多数のヒカリエには、そんな合理化は必要ないのです。
自分の人生の最後の舞台に相応しいとても立派な施設であると考えるべきでしょう。
ヒカリエという施設がどんなものなのかという事については、関連のブログやサイトを読めばよく分かります。
また、個室が多く、大部屋でもとてもゆったりした間取りになっているのもヒカリエの大きな特徴の一つですね。